※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

生後1ヶ月の赤ちゃん&2才の子供を連れ飛行機移動【体験記】注意点やポイントも紹介

子育て

2人目を妊娠中、8ヶ月目に2歳になったばかりの上の子を連れ「里帰り出産」に挑んだ私が、出産後1ヶ月で新生児と2歳の子を連れ「飛行機」を乗り継ぎ帰省した体験談をご紹介いたします。

妊娠中に飛行機に乗るのも不安がいっぱいだった里帰り前。

産後生まれたばかりの赤ちゃんと、2歳になったばかりの子供をつれ飛行機に搭乗する産後の帰省は、それ以上に不安がいっぱいでした。

それだけに、無事に乗り越えられたことが自信となり、その後幼い子供たちを連れて飛行機に乗るのもへっちゃらに!



同じような境遇で、飛行機を使っての里帰り出産を不安に思っている人も多いと思うので、私の経験が少しでもお役に立てればと願い記事にさせていただきました。

体験したことで気が付いた反省点や、もしアドバイスできるとすればぜひ伝えたいと思う項目もご紹介しておりますので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

産後1ヶ月検診を終えて本格的に準備開始

産後1ヶ月検診を終えて本格的に準備開始

飛行機には、赤ちゃんも生後8日が過ぎれば大人と一緒に乗ることができます。

しかし、出産前に病院の先生に確認したところ、なるべくなら1ヶ月検診が終わってからが良いといわれていたので、1ヶ月検診が終わってから本格的な準備を始めました。

産後1ヶ月の検診では、担当の医師に「母子供にもう飛行機に乗っても良い」というお墨付きをいただきましたので、喜び勇んでその日のうちに準備開始です。

航空券の予約

まずは、飛行機の予約を行いました。

今回予約したのは大人2人分(幼児連れ)×2区間分です。
私(生後1ヶ月の赤ちゃん連れ)夫(2歳連れ)

夫が里帰り出産の実家へのお礼と兼ねて迎えに来てくれることになったので、大人2名+幼児2名で飛行機に乗ることになりました。

今回はANAを利用させていただきましたよ。

私の場合、飛行機を2回乗り継ぐ必要があったので2区間分のチケットが必要となります。

別々の航空会社を使ってしまうと、乗り換えのたびに搭乗手続きが必要となり手間がかかってしまうことを避けたかったので、同じ航空会社のチケットで乗り継げるように手配しました。

同じ航空会社同士の乗り換えでは、預けた荷物を自動的に乗り換え飛行機に積み込みしてくれるのですが、会社が異なると一つ目の到着空港で荷物を受け取り、さらに預けなおす作業が必要となります。

利用する空港によっては搭乗口が航空会社によってだいぶ離れていることもあるので、お子様連れの場合の乗り換えは可能ならば同じ航空会社にしておくことをお勧めいたします。

座席指定

係りの方には、赤ちゃん&幼児連れということで、事前に座席を指定することを勧められました。

飛行機の機種によっては機内用のベビーベッドがついていることもあるようですが、今回使用する機種にはついていないと丁寧に教えていただいたあと、

 

「赤ちゃん・幼児連れの場合は、トイレに近い前方もしくは後方の席がおすすめです。」

 

と教えていただき、今回は後方を指定しました。

ただ、幼児連れが同じ座席列に座ることはできない」ということでしたので、2才の子供が暴れて座席をけったりすることを考え、前後に確保することで他人様には迷惑が掛からないだろうと考え前後ずらせた2列の席を確保しました。

非常時に必要となる備え付けの酸素マスクの個数が不足してしまう恐れがあるから安全上このような対応となっているんだそうです

本当は同じ列に取り、並んで座るか一つ飛ばしで座れたらよかったのですが仕方ありません。

窓際か通路側か悩んだのですが、万が一奥の席が埋まった場合、赤ちゃんを抱っこしながら奥の人の出入りに合わせて立ったり座ったりが不安でしたので、窓際を指定しました。

上の子も窓際だったことで、だいぶ気分を紛らわせてあげられました。

新生児と2歳児を連れて飛行機にのるために準備したもの

チケットの手配がすんだら今度は持ち物を準備しました。

2区間のフライトで長時間移動となるので準備が大切です。

飛行機での移動用に用意した持ち物

  • おむつ(新生児用・2歳児用)
  • おしりふき
  • 汚物入れ(ビニール袋)
  • ハンドタオル
  • 着替え(新生児用・2歳児用)
  • 着替え(ママ用)
  • 母乳パッド
  • おやつ(ビスケット・キャンディー・ラムネ・ボーロ等)
  • おもちゃ(2歳児用)
  • ストロー
  • おくるみ
  • 授乳ケープ
  • ストール
  • 抱っこひも(スリング)
  • モバイルバッテリー
  • 母子手帳&健康保険証

▼ベビースリングは新生児から使えるのでとってもおすすめです。一番揃えてよかった育児グッズの一つですよ。


おむつは新生児用・2歳児用2種類の用意となったので一番かさばりました。ママーズバックだけでなく、夫用の荷物と上の子に持たせた小さなリュックにも少量ずつ分けて備えましたよ。


着替えは、食べ物を食べこぼしたり、おむつからはみ出す可能性も考え2歳児用を数回分と、吐きこぼしの心配もあったので新生児用を数回分、併せて母乳漏れや吐き戻しを考え自分用(上)を1枚準備しました。



おやつはなるべく種類を多く小分けにし、飽きてしまわないように工夫しました。

上の子はマグを卒業していたのですが、移動が長いこともあり心配だったので、ペットボトルにも対応できるよう長いストローを数本用意しました。

おもちゃも飽きないよう数種類を準備しましたよ。

あとは、授乳用ケープとモバイルバッテリーです。

空港によっては充電スペースが各所に用意されているので、余計な荷物になるかな?と思いましたが、子供連れなのでゆっくり充電時間を確保できるか心配で念のため用意しました。

レンタル・サービスで対応したもの

あらかじめリサーチして、レンタルやサービスで対応できるものを調べ、少しでも荷物を減らすよう心掛けました。

ベビーカー

乗り換えが必要となった今回の移動では、子供連れということもあり時間をきつきつにしたくなかったので、乗り継ぎの時間を余裕をもって確保しました。

そのため、第1回目の到着先空港での滞在時間が長くなるので、ベビーカーの使用を考えたのですが、確認すると空港内には無料の貸し出し用ベビーカーが用意されているということだったので、こちらから用意することはしませんでした。

ただ、

到着後にベビーカーを利用する場合は、搭乗当日に出発空港で係員に申し出てください

と言われていたので、出発前に窓口でお願いしましたよ。

飛行機を降りてすぐのところまで係員さんがベビーカーをもって待機していてくれて感激しました。

ミルク用のお湯は空港内・機内でもサービスしてもらえる

飛行機内では、客室乗務員がミルクをお作りいたしますので声をおかけください

空港や飛行機内では、お子様連れのお客様のためにいろいろなサポートをしていて、お湯の提供をしてくださいます。

上の子も卒乳していましたし、赤ちゃんも完全母乳で育てていたので私の場合はミルク用のお湯は使用しなかったのですが、ポットやお湯を持ち運ぶのもかさばるし重いので、便利なサービスだと感じました。

空港での様子

空港

では実際に、空港ではどう過ごしたのかをご紹介いたします。

新生児

空港内で気を付けたのは、おむつ替えです。

長い移動になるとついついおむつが汚れたままになりやすいので頻繁におむつ替えしました。

ほとんど眠ったままなんですが、ずっと抱っこしていると姿勢が同じできついと思ったので、抱っこ紐からおろして縦抱きにしたり汗を拭いてあげたりしましたよ。

2歳児

機内ではじっとさせておくことがほとんどなので、空港内ではなるべく体を動かしてあげるように工夫しました。

ベビーコーナーがあったのですが、ほかの子たちが走り回るのを見て怖がって遊ぶのをいやがったので、なるべくベビーカーに乗せずに自分で歩かせるようにしました。

様子を見ながら、迷惑にならないか、危険はないかを確認しながら夫と交代でなるべく自由に行動させるようにしていましたね。

動き回ったことが功を奏したのか、飛行機では寝てくれて助かりました。

機内での様子

飛行機の中での過ごし方

飛行機の中での様子をご紹介いたします。

新生児

まだ生後1ヶ月なので、飛行機の中でも基本寝ているのですが、気圧の関係での耳抜きが心配だったので、タイミングを見て授乳するようにしました。

里帰り出産した際に、実家の母に教えてもらった方法です。飛行機が飛ぶ時と着陸の準備を始めたときに授乳したら赤ちゃんの耳抜きができるんだそうです。

空港内でも授乳はしたのですが、量を加減して満腹にならないようにして、なるべく飛行機内で飲んでもらうようにしました。

2度の乗り換えでも、ぐずることなく本当に助かりました。

授乳用の服を用意しておかれると、とっても便利です。おしゃれでかわいくて、授乳服に見えないと話題の専門店のサイトです。



2歳児

一度目の飛行機内では、最初は窓の外を見て喜んでいたのですが、離陸と着陸時には大泣きでした。

音がすごかったので怖がってしまいました。

CAさんがタイミングよくジュースを届けてくださったり、おもちゃのサービスがあったりで、少しは機嫌を直してくれたのですが……。

二度目は一度目の記憶が新しいこともあってか、最初から泣いちゃって大変でした。

おやつも受け付けないし、おもちゃにも見向きもせず、「ママ抱っこ」と泣くのですが、私は赤ちゃんの授乳を控えているのでそれが終わるまでは抱っこすることができず、ジレンマに……。

離陸後授乳を終え、パパと交代しようかと思う頃には、泣きつかれたのか眠っていましたよ。

「このまま着陸まで起きませんように」という願いが届いたのか、ぐっすり寝たままで到着!

無事に里帰りを終えることができました。

反省点とアドバイス

飛行機の中での過ごし方

せっかくなので、今回の私の経験で感じた反省点と、これから赤ちゃんや小さな子供を連れて飛行機に乗る機会がある方へのアドバイスをご紹介させていただきます。

おむつの数は十分に

何かとかさばってしまうおむつですが、数は十分にそろえておくことをお勧めいたします。

大変かと思いますが、機会があれば頻繁におむつ替えをしてあげてください。

特に生まれたばかりの赤ちゃんはおしっこの回数も多いので、おむつが湿っている時間が長くなってしまいます。

移動中はママに抱っこされていることがほとんどで、自分の体温とママの体温でおむつの中はより蒸れやすくなっています。

私も気を付けていたつもりですが、帰り着いたころにはおむつの中が真っ赤になっていておむつかぶれ直前でした。

余裕をもって用意して、頻繁に交替してあげてくださいね。

授乳のタイミング

赤ちゃんを飛行機に乗せるとき一番心配なのが機内の気圧に対応した耳抜きではないでしょうか。

大人でも痛い時がありますもんね。

授乳することで対応できることが今回の経験でも実証できたので、ぜひ授乳タイミングを離陸時と着陸時に合わせてみてください。

もう少し月齢が上がり、おしゃぶりを使用できるようになると、おしゃぶりでも大丈夫だそうですよ。



空港内ではキッズスペースで十分体を動かしてあげる

飛行機の中では安全面・ほかのお客様のご迷惑もあるので幼かろうがあまり騒がせることは好ましくありませんよね。

でも、まだ小さなお子様はじっとしていることが難しいです。

せめて空港内では、キッズスペースなどを利用して体をたくさん動かしてあげて下さい。

おねむのお子様も、いろんなもので気を引いてなるべく空港内では寝かさないようにした方がいいですよ。

そうすると、飛行機の中でたとえ泣いたとしても泣きつかれ&体の疲れで眠ってくれることがあるからです。

おやつの用意も忘れずに(キャンデイー)がおすすめ

おやつはなるべくいろんな種類を用意しましょう。おやつにも飽きちゃうこともあるので、一度にたくさん与えないようにして小分けにしておくことが大切です。

おやつの種類にはキャンディーやラムネを加えておくことがおすすめです。

小さなお子様の場合、気圧の変化に対応するための耳抜きがまだ上手にできなくて「耳が痛い」と大泣きしてしまうことがあります。

CAさん

キャンディーやラムネを食べると唾液が出てきて、耳抜きが自然にできることがあるので、もし泣いたときはお試しください。

上の子が大泣きしているときに、CAさんがそういって機内サービス用の紙コップにキャンディーを入れて持ってきてくれました。

あらかじめ用意しておくと安心ですよ。私は棒付きタイプの飴を用意しました。

泣いたりして誤飲することを想定しての対策です。


座席での行動も大切

お子様を連れて飛行機に乗るときは、なるべく早い段階で周りの人へ声掛けしておくと安心です。

席の前後・左右だけで十分ですので、タイミングを見てあいさつしましょう。

タイミング的に難しい場合は、CAさんを通して気持ちを伝えるという方法もあります。

お子様連れの場合、CAさんが座席へ来て必ず優しく話しかけてくださいます。

その時が絶好なタイミングです。

回りの方に聞こえるように(機内では大きな声でなくても十分に聞こえているはずです。)、「子供を連れているので、周りの方にご迷惑が掛からないか心配です。」と一言伝えましょう。

ほとんどの場合、CAさんはあなたに「大丈夫ですよ」と伝えてくるはずですが、このやり取りで周りの方も状況を理解してくれます。

機会があれば、飛行機を降りるときに周りの方とCAさんに一言感謝を伝えるといいですね。

そうそう、忘れがちですが、赤ちゃんのお世話バックは、上の棚に入れないように気を付けてくださいね。足元におくように!

私の近くにいた同じように子供を連れたお母さまが、何度もCAさんを呼んで上の棚からバックをとっては戻してもらうを繰り返していて、何度目かにCAさんに「よろしければ足元にお直ししましょうか?」といわれていましたよ。

きっと足元はだめだと思っていたのかもしれませんね。

足元に邪魔にならないように置いておくと、すぐ取り出せるので安心ですよ。


まとめ

二人目で里帰り出産をした私が、産後1ヶ月で生まれたばかりの赤ちゃんと2歳児を連れ飛行機に乗り帰省した経験をまとめさせていただきました。

少しはイメージできましたでしょうか。

私も不安はいっぱいでしたが、飛行機の予約段階では電話窓口の方にたくさんの時間を割いていただきながら、座席指定や空港内・機内でのサービスについてもアドバイスをいただき助けていただきました。

夫に協力してもらったことも、大きな支えとなりました。

心配事や困ったことがあったら、遠慮せず周りを頼ってみてください。

そこで働く方はみなプロですので、素晴らしいアドバイスをしてくださいます。

周りの方も、お子様に話しかけてくださったり、時には手を差し伸べてくださることがあります。

いつかあなたがそんな場面に出くわしたときに、今度はあなたが手を差し伸べてあげればいいのだと思いますよ。

きっと思い出深い空の旅になると思います。

アドバイスを一つ!

新生児は首も座っていないのでほとんど抱っこしていることが多いですよね。かさばらないスリングがおすすめです。赤ちゃんだけでなく、幼児にも使えるので、用意しておいて損はありませんよ。一番のおすすめです!


▼里帰り出産を予定している方に向け「里帰り出産のお礼」に関する記事をご用意しています

タイトルとURLをコピーしました