「鯉のぼりはいつから飾る?いつまで?」と、子供の日を前にしてお悩みの方に「こいのぼりはいつから飾る?いつまで?2024年の出す時期や飾り方の疑問も解決!」と題し御紹介します。
お子様の健やかな成長を願う大切な行事子供の日! そのこどもの日といえば「鯉のぼり」をまっ先に連想する方も少なくないのではないでしょうか。
飾る時期や年齢、出す縁起のいいタイミングに飾り方についてわかりやすく解説しているのでお役立てください。
こいのぼりはいつから飾る?【時期】
こいのぼりを飾る時期について、明確な基準はありません。飾り始める時期は3月下旬から4月上旬と言われています。
お彼岸が終わった3月下旬あたりから飾り始めるという方が多いようですよ。
いつまで飾る?
「いつまで」といった明確な基準もありません。
基本的には、「5月5日の子どもの日が終わったら、お天気の良い日を見計らって、遅くならないうちにしまう」方がいいですね。
ただ、旧暦を重視する地域やご家庭もあり、旧暦の端午の節句を意識して、6月上旬まで飾る家庭や地域もあるようです。

心配でしたら祖父母や近所の人にそれとなく聞いてみましょう。
どちらにも共通していることは、「お天気の良い日に、汚れを落として乾燥した清潔な状態で片づける」ということです。
しまう際には乾燥剤を一緒に入れるのもおすすめです。
▼色落ちしにくく、汚れに強い、撥水加工の鯉のぼり
【2024年】鯉のぼりを飾ると良い日
前項でもご紹介しましたが、鯉のぼりを出す時期として明確に決まりはありませんが、3月のお彼岸以降に出す地域が一般的です。
- 3月22日(金)…一粒万倍日
- 3月27日(水)…一粒万倍日、寅の日
- 3月29日(金)…鬼宿日
- 3月30日(土)…巳の日
- 4月3日(水)…一粒万倍日
- 4月6日(土)…一粒万倍日(大安)
- 4月8日(月)…寅の日
- 4月9日(火)…一粒万倍日
- 4月11日(木)…巳の日
- 4月18日(木)…一粒万倍日
- 4月20日(土)…寅の日
- 4月21日(日)…一粒万倍日
- 4月23日(火)…巳の日
- 4月26日(金)…鬼宿日
- 4月30日(火)…一粒万倍日、甲子の日
吉日 | 意味 |
一粒万倍日 | 「種籾(たねもみ)一粒から一本のイネができ、このイネから万倍もの数のお米が穫れること」。すなわち「わずかなものが飛躍的に増えること」 |
寅の日 | 寅の日は吉日の中でも最も金運を招く「金運招来日」とされ縁起の良い日 |
鬼宿日 (きしゅくにち) | 鬼宿日(きしゅくにち):「鬼が宿にいて外出しない日」という意味があり、鬼に邪魔されることなく何事もうまくいく「最高の吉日」 |
巳の日 | 巳の日は金運・財運アップの日 |
甲子の日 | 財運、金運にとてもご利益のある日です。商売繁盛をもたらしてくれ、縁結びにもとってもいい日で、この日に始めたことは長続きし、物事を始めるのにふさわしい日 |
大安 | 「大いに安し」 「1日を通してなにをやっても良し」とされる日 |
縁起が悪い日もある?
良き日があれば悪しき日もある?とご心配の方に、縁起が悪いと思われる日程もご案内します。
縁起が悪い日
理由:【一夜飾り】になる
鯉のぼりを飾る年齢は何歳から何歳まで?【年齢】
鯉のぼりの飾り始めは初節句からが一般的です。
例えば、2023年8月生まれのお子様の場合、2024年5月の端午の節句からという具合です。
ただ、生後1~2か月で初節句を迎える場合は、誕生から初節句までの期間が短く、慌ただしくなるため翌年へ持ち越して初節句を祝うこともあります。

ご家族でよく話し合っておくことが大切ですよ
いつまで飾る?何歳まで?
ご家庭で、何らかの節目を区切りとする方が多いようです。
例えば以下のような区切りをする方もいます。
- 小学校卒業まで
- 昔の成人に当たる元服の15歳まで
- 成人年齢の18歳まで
役目を終えた鯉のぼりは、寄付したり、リメイクしたりもできますのでご安心ください。使わなくなった鯉のぼりのリメイクに関しては、別記事で詳しくご紹介いたします。
鯉のぼりの飾り方
鯉のぼりは上から吹き流し、黒い鯉、赤い鯉、青い鯉の順番につけます。
黒い真鯉を父親、赤い緋鯉を母親、青い鯉を子に見立てています。
雨の日はどうする? 夜は?
鯉のぼりは、軽くて丈夫なナイロン製・ポリエステル製が主流です。
水にも強いとされていますが、長持ちさせることを考えると、雨ざらしは避けたほうがいいでしょう。

鯉のぼりには、「厄払い」の意味もあるので、地域によっては「鯉のぼりが雨や夜露に濡れると子供が風邪をひく」という迷信があるほどです。
大切に扱うことを第一に考えると、雨や夜露などを避ける意味でも、雨の日や夜はいったん片付けることをおすすめいたします。

鯉のぼりって風を受けると結構大きな音がするんです。バタバタ・ガラガラと夜の静けさの中ではご近所迷惑にも……。ご近所さんに迷惑をかけないためにも、鯉のぼりは日暮れと一緒にしまうようにしましょう!
もはや主流の「ベランダ用鯉のぼり」
狭い庭や、ベランダの場合、スタンドタイプが簡単でおすすめです。
初めからポールや重しなどもセットでついているものを選ぶと、買い足す必要がありませんし、簡単ですぐに設置できるのでおすすめです。
▼万能型スタンドで設置がかんたん 5Lの水袋が2個ついたベランダ用鯉のぼりセットです。
水袋を重しにするだけなので、場所を選ばずにかんたんに設置できます。設置に必要な面積は51×51cmなので、ベランダ以外にも設置可能。すべての部品がそろっているので、はじめての方でも飾り付けがらくです。
室内用コンパクトなおしゃれセットもおすすめ
屋外やベランダに飾れない場合でも、室内用の鯉のぼりがあります。
ちりめん素材の室内用鯉のぼり
▼木製のスタンドに飾りつけ、高さが1m以上あるので、意外と大ぶり。初孫やお知り合いへの贈りものに喜ばれるスタンドセット
室内でも泳ぐ鯉のぼり
天井から吊すタイプでモビールのように動きます。室内でも鯉が泳ぐ姿をながめることができる楽しい商品です。
エアコンや窓からの外気などでユラユラと動く鯉のぼりはとても素敵なインテリアにも。鯉のぼりにはフィルム風船を使用しているので立体感があり、子供も喜びます。
こいのぼりはいつから飾る?いつまで?2024年の出す時期や飾り方の疑問も解決!まとめ
「こいのぼりはいつから飾る?いつまで?2024年の出す時期や飾り方の疑問も解決!」と題し御紹介しました。
鯉のぼりを出す年齢やタイミングには、大まかな目安はあっても、細かい決まりはありません。
子供の健やかな成長を願い、優しくおおらかな気持ちを込めてご家族で楽しみながらお飾りいただくことが一番なのではないでしょうか。
春のお彼岸を過ぎたあたりから用意をはじめ、子供の日までに、良き日に都合を合わせ、お天気の良い日にお飾りできるといいですね。
近年では、ベランダタイプも主流となっており、また、屋内にも飾れるタイプも数多く見られます。
ご家族の生活に合わせて、お気に入りを見つけてくださいね。