ご家庭用のビニールプールの水を効率よく温めたいと思ったことはありませんか?こちらの記事では、プールの水を温める方法を3つご紹介します。
我が家では、毎年ちょっぴり早めにビニールプールの準備が始まります。
学校で水泳授業が始まると、子供たちがお風呂の中で自主練を始めてしまうので、その対策用にプールを早めに出してあげるようにしているんです。
時期的にちょっと早いので、ビニールプールの水が冷たいままだと風邪をひかせてしまいます。温水プールのようにしてあげたいのですが……。
最初の頃は、やかんと大き目の鍋にお湯を沸かして水に加えていたのですが、労力が大変で続かないんですよね。
そこでいろいろ知恵を絞ってみたり、試してみたりすること数年……。今では面倒に感じることもなく、ウキウキした気分でプールの準備をしてあげることができています。
その秘密がこれ! 水位が8cm以上あれば使えるので、子供用プールのように少ない水量でも効果的に加熱・保温ができます。30℃~45℃の広範囲で温度設定でき、910Wの電力で素早く湯沸かしします。一番のおすすめです!
安全カバーがついているので、やけどの心配もありません
もちろんこれだけではありませんよ。方法はまだまだあります。
すでにご存じだという方も多いと思うのですが、もし一人でもこの記事を読んで「そうか!」と感じていただける方がいればいいなあと思い記事にさせていただいています。
それではさっそく見ていきましょう。
ビニールプールにお湯を入れても大丈夫?
やかんとお鍋にお湯を沸かし、プールの水を温めてていた頃、「ビニールプールにお湯を入れても大丈夫?」不安になり調べました。
商品説明を見ても耐熱温度は書かれていませんし、メーカーホームページを確認しても記載がないんですよね。
我が家のプールだけではなく、その他のメーカーの商品を確認したのですが見当たりませんでした。
そこで、直接お電話で確認させていただいたんです。次のような回答をいただきました。
お風呂の温度程度(42度前後)でしたら問題なくお湯を入れてご使用いただいても大丈夫です。
お湯を入れてもいいということですが、あまり高い温度だとビニールが伸びてしまったり、品質の保証ができなくなるということのようでした。
もしも、やかんに熱湯を沸かしプールの水を温める作業をする場合は、必ず先に冷たい水をプールにためておいてから、熱湯を加えるようにしてくださいね。
ビニールプールの 耐熱温度
ビニールプールの商品説明欄に「材料:ポリ塩化ビニル」と記載しておりますが、こちらの素材を常用する場合の耐熱温度は60~80℃を設定しております。熱湯を入れてのご使用は安全面からお控えいただきますようお願いいたします。
このように説明されましたよ。
ビニールプールの一般的な素材の「ポリ塩化ビニル」は、通常使用する場合60~80℃を耐熱温度として設定していることがほとんどなので、人間が触れる場所の温度程度であれば溶けることはないということですが、直接熱湯を入れることは安全上やめておきましょうね。
ちなみに、一般的な温水プールの設定温度は、25度~32度ほどと言うことですので、我が家ではこれを超えないように調整しています。
ビニールプールの水を温める方法3選
ビニールプールの水を温める方法を3つご紹介いたします。
今回ご紹介する方法は、労力を使わずなるべく簡単に出来る方法をご紹介していきます。
ご家庭によって環境が異なると思いますので、より適した方法をお試しください。
水中用ヒーター・パイプヒーター(機械に頼る)
お水の中にそっと沈めておくだけでお水を温めてくれる機械を利用します。
▼沸かし太郎 SCH-901
おすすめポイント
- スティク状の形状で、寝かして使えるバスヒーター。プールでも使用可
- 水位が8cm以上あれば使えるので、子供用プールのように少ない水量でも効果的に加熱できる。
- 保温ができます。
- 30℃~45℃の広範囲で温度設定でき、910Wの電力で素早く湯沸かしします。
- 安全カバー付きで、やけどの心配がありません
我が家も上記の湯沸かし太郎を使用していますが、湯温を好みの温度に調整できますし、安全カバーがついているのでとっても安心!水深が浅くても使えるから子供用のプールにもピッタリです。
省エネ使用ですので、電気代も気になりませんよ。
▼NEW湯美人 SBH-902F
強制循環ポンプ搭載で、浄化しながらお湯の温度をキープ!優れたろ過機能で湯船やプールに浮遊するゴミや髪の毛をキャッチし、同時に加熱と保温を叶えます。
浄化・ろ過機能がある点がポイントです!家庭用プールの水ってすぐに汚くなるから気になっていたけど、同時に解決です!
我が家は、家族が多いのでお風呂でも活躍しています。(我が家のお風呂には追い炊き機能がないので、この機械を使ってお湯を無駄にしないで済んでます。)
防災グッズとしても活用できるとパンフレットには書いてありましたよ。
何しろとっても楽です。かなりおすすめできます!
バスポンプ(道具を活かす)
お風呂のバスタブにお風呂を沸かし、バスポンプを使ってプールにお湯を移し替える方法です。
いったんお風呂にお湯をためてから移し替えるので、温度調節がしやすいですし、安全面からもとってもおすすめなんですが、プールの設置場所によっては、吸水ホースが届かない可能性があります。
お風呂場とプールの設置場所をよく確かめてお試しください。
すぐに冷めてしまうことがデメリットです。お子様が遊んでいるときは水が冷たくなっていないか注意してあげてくださいね。
我が家は引っ越す前はこの方法が使えたのですが、今はお風呂場からベランダまでちょっと距離があるので、この長さの吸水ホースのついたバスポンプを見つけられなくて別の方法を使っています。条件に合う方には便利な方法ですよ。
ホースをつかう
ご家庭によっては、お風呂場の蛇口や洗面台、お台所の蛇口からお湯が出せるようになっているところがあると思います。
蛇口に散水ホースをつなぐことで、直接プールにお湯をためることができます。
蛇口から直に温かいお湯をためることができるので、時間的にも労力的にも一番楽な方法ですね。
散水ホースは比較的長さが期待できるので、この方法ができればとても便利です。
ただ、蛇口につなぐため、蛇口のサイズや形状に合った「アダプター」が必要となりますので、選ぶ際にはつなぐ予定の蛇口のサイズや形状をしっかりメモして選んでくださいね。
お湯が出る蛇口の場合、キッチンやバスルームなど、最近の住宅は「泡沫水栓」と呼ばれるタイプの蛇口になっています。そのままだとホースが付けられないので「泡沫蛇口用ニップル」を付けるといいですよ。
ビニールプールにお湯を入れても大丈夫?水を温める方法まとめ
ご自宅のビニールプールの水を温める方法・温水にする方法をご紹介いたしました。
気象条件などで、水温が低く、プールの水を温めてあげたいという時にぜひ今回ご紹介した方法をお試しいただければと思います。
労力が少なく、簡単な方法なら、プールの準備も苦になりませんよね。
一番のおすすめは、お風呂の追い炊きや保温を叶える機械を使用することです。プールにお湯を貯めるだけでなく、保温も叶えてくれるので、遊んでいる間につめたくなってくるという心配がないからです。
ぜひご家庭に合った方法でお試しください。
ご家庭用のビニールプールが温水プールに大変身!快適な水遊びをさせてあげてくださいね。
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