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冬瓜の毛は完熟してから収穫したら痛いことはないよ!下処理のコツも紹介【冬瓜農家の娘直伝】

冬瓜 毛 痛い 下処理ライフスタイル

冬瓜農家の娘が、冬瓜の表面の毛が痛くてお困りの方に、対処方法をご紹介いたします。下処理方法や保存方法も併せてご紹介いたしますので是非参考になさってください。

私の実家は、冬瓜を毎年栽培・出荷しており、子供のころから植え付けから収穫まで手伝ってきました。もちろん食卓に並ぶまでのお手伝いもしてきました。

主婦となったある日、「冬瓜の表面の毛が、とげのように痛くて下処理が大変だから、冬瓜は嫌いだ。」という友人の話を聞いて、冬瓜農家の娘としてぜひご紹介したいと考え記事にさせていただきました。

私の母は、「冬瓜は(十願)10の願いを叶えてくれる食べ物だから食べるといいことあるよ」と言って、いつも笑顔で食卓に並べてくれていたので、皆様にもぜひそう思って食べていただきたいです。

冬瓜の毛は完熟してから収穫したら痛いことはない!

冬瓜 毛 痛い

冬瓜の毛は完熟してから収穫したら痛いことはないんです!

私の実家がある沖縄では4月から10月までが冬瓜の収穫時期(旬な時期)です。

若採りと言って、少し早めに収穫することもありますが、たいていは完熟するまで待って収穫していきます。

  • 若採り冬瓜・・・実に小さな毛が無数についている
  • 完熟冬瓜・・・毛がなくなる(白い粉がついている品種もある)

完熟するまで待った冬瓜には、とげのような毛がついていないので扱いやすいんですよ。

貯蔵性も高くなり、環境が整っていれば常温でも冬から春にかけても保存が可能になるんです。

家庭菜園などで楽しむ場合は、ぜひ完熟するまで収穫を待ってみて下さいね。

若採りを楽しみたい方は、とげが表面を覆っていますので、手袋でしっかり手を保護して収穫するようにしてください。そのあと、捨ててのいいような布などで表面をこすって、棘を取り除いて下さい

冬瓜の保存方法

冬瓜 保存

冬瓜は、比較的長期保存に適したお野菜です。

沖縄ではメジャーなお野菜で、私の実家では大根の代わりにいろんな料理に活用しています。

正しく保存することで、長く楽しむことできますよ。

丸ごと

一番おすすめの保存方法は、丸ごと保存することです。

冬瓜1個の重さは品種によっても異なりますが、沖縄でとれる品種の一般的な重さは3~5キログラム。

この大きさを丸ごと冷蔵庫に入れるのは難しいと思いますが、冬瓜は常温での保存に適しています。

温度は13~15度くらいで、湿度は70パーセント前後に保てれば、風通しの良い常温で1~3か月ほど保存ができます。

現在私は九州に住んでおり、母から送ってもらって大量の冬瓜を常温保存していますが、毎年全部食べきるまで6か月ほど腐ることなく保存することができています。

保存環境が良ければ長くて6ヵ月以上も保存ができまするんですよ。

心配で丸ごとを冷蔵庫で保存したいという方は、キッチンペーパーや新聞紙でいったん冬瓜全体を包んだのち、さらにその上かららっぷやビニール袋に入れて乾燥を防いで保存してください。

カットしたもの

カットされたものを買ってきたという方や、丸ごとを使いきれなかったは、冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。

冷蔵庫の場合

ワタと種を取り除き皮つきのままキッチンペーパーで包んだものをさらにラップで包み、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう→5日程度で食べきりましょう。

冷凍庫の場合

皮をむいて、調理目的に合わせてカットしたものを、保存用袋に入れて冷凍庫で保存しましょう→1ヶ月をめどに使い切りましょう。

使うときは自然解凍し、水けを拭いてから調理しましょうね。

冬瓜の下処理・下ごしらえのコツ

冬瓜 下処理 下ごしらえ

美味しく食べるための下処理・下ごしらえのコツをご紹介いたします。

とげの取り方

とげがない冬瓜の場合は、この工程を飛ばしてください。

とげが表面を覆っている場合、厚めのビニール手袋でしっかり手を保護して、捨ててのいいような布などで表面をこすって、棘を取り除いて下さい。

細かい透明な毛が飛ぶと吸い込む可能性があるので、なるべくなら庭やベランダなどがおすすめですが、キッチンでやる場合は、新聞紙をひくなどして備えましょう。

毛をこすった布は、新聞紙と一緒に捨てましょうね。

皮むき・切り方

  1. 丸ごとの冬瓜を横に二つに切ります。
  2. それを縦に半分に切ります。
  3. 4分割したら種を取り除きます。
  4. 皮を包丁で剥きます。少し青みを残すよう厚くむきすぎないように注意しましょう!加熱してもやわらかくなり過ぎず、大根のような歯ごたえを残すことができます。

下ゆで方法

下茹ですることで、、味がしみやすくなり冬瓜の青臭さを解消できます
  1. 大き目の鍋にたっぷりの水を入れお湯を沸かします。
  2. 沸騰したら冬瓜と塩2つまみを加え、竹串がスッと刺さるまでゆでます。
    (カットした冬瓜の大きさによってゆで時間は変わります。)
  3. 氷水にとり、粗熱が取れたら水けを拭きましょう

冬瓜は生食もおすすめ

冬瓜 生食 生レシピ

下処理・下ごしらえの方法をご紹介しましたが、冬瓜は生でも食べることができます。(大根と同じように使えるんですよ)

沖縄では、「カチシブイ」といって、冬瓜の中身をサラダにし、外側は器に生かす料理方法があります。

「カチ」は掻き出すこと、「シブイ」は冬瓜の沖縄方言です。

薄く細長く掻き出すことで、冬瓜をサラダのように食べることができますよ。

縦半分にした冬瓜の種とワタを取り出したあと、果肉の部分をさじで、かきながら中をくり抜き、外側は器にすると、おもてなし料理にもぴったりです。

かき出した実はザルにとって水分を切り、器にした冬瓜に戻したら、お刺身と合わせるだけです。

ぜひ、生の冬瓜もお試しください。

まとめ

冬瓜は、完熟してから収穫することで、皮についた表面の毛(とげ)が気にならなくなります。

完熟してから収穫することで、常温での長期貯蔵も可能になりますので家庭菜園などでお楽しみの方はぜひ完熟するまで待ってから収穫してくださいね。

若採りや、いただいた冬瓜に毛がついている場合は、※捨ててもいいような布を使って、こするようにしていくと毛が取れていきます。

※透明で細かい毛なので、洗濯する際にほかの洗濯物に毛がついてしまう恐れがあるので、使い捨てしてもいいような布を使う方がいいですよ。

大根やかぶと同じように調理できますので、ぜひいろんなレシピにご活用ください。

毛(とげ)があるから敬遠しているなんてもったいないですよ!

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